









土鍋焙煎 ニドムブレンド コーヒー豆 100g
¥ 740
ニドムの土鍋焙煎コーヒーは、
[RA認証] [有機JAS認証] [認証は取って無いけど無農薬で栽培している]
高品質かつ、自然環境に配慮して栽培された、農園の名前がわかるフェアトレード豆のみ使用しております。
土鍋で少量手焙煎。
土鍋で炊いたご飯が美味しい様に、
土鍋で焙煎したコーヒーは、
ふっくら、やさしくも深い味わいです。
焙煎後1週間以内の新鮮な豆をお届けいたします。
☆豆は、基本的に中深煎りで焙煎していますが、お好みの煎り加減があれば、ご注文の際、備考欄にお書き添え下さい。
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オマケ
[土鍋焙煎のやり方]
土鍋焙煎やってみたい!という声をよく聞くので、僕なりのやり方を載せてみます。
○用意するもの/ 土鍋・木蓋・木ベラ・ザル・軍手・コーヒー豆
○直径30センチの土鍋で、生豆約270g焙煎出来ます。
❶生豆を磨ぎます。お米を磨ぐのと同じ様に、流水で手早く。細かいゴミとか、余分な薄皮を除去します。
❷あらかじめ土鍋を熱しておきます。中火で5分くらい。土鍋は「三島土鍋」を必ず使って下さい。他の土鍋だと、割れてしまいます。
❸よく水気を切った生豆を、熱した土鍋に投入します。強火。この時から、15分〜20分を目安に仕上げます。
❹はじめは蓋をせず、木ベラで混ぜながら、表面の水気を飛ばします。チャーハンを炒める感じで。
❺水気が飛んだら木蓋をします。(木蓋は土鍋にピッタリサイズの物を。市販のを買ってもいいし、自作も出来ます。土鍋の蓋より軽いし、豆から出る水分を吸ってくれるので、良いです。)
土鍋と木蓋をしっかり掴んで、振ります。手前から奥に。豆を土鍋の中で踊らせる様に。チャーハンを炒める様に。焼きムラが出来ない様に、振り続けます。
❻5分くらいすると、豆の薄皮(チャフ)が剥がれて来ます。これが焦げると、コゲくさいコーヒーになってしまうので、取り除きます。煎り途中ですが、豆を一度ザルにあけます。
手で豆をよくこすって、薄皮を剥がし、なるべく全部取り除きます。
サーキュレーターなどで、薄皮を吹き飛ばします。豆を冷ましすぎない様に手早く。
❼豆を土鍋に戻します。チャフを飛ばしてる間は、弱火にしておき、豆を入れたら、強めの中火。好みの煎り加減になるまで、ひたすら振ります。
煎り加減の見方ですが、爆ぜる音・匂い・たまに蓋を開けて色と膨らみ具合を確認します。
一粒かじってみるのも良いです。
外は焼けてるのに中が生焼けという事も初めはあると思います。
何回かやると火加減がわかって来ます。
○焙煎する時の心持ち。
「豆が土鍋の中で気持ちよく踊れる様に」気遣ってやる。
という1点です。誠意を持ってフレンドリーに接するという感じでしょうか。
「こういう煎り上がりにしたい」といったこちらの要望はあまり考えず、豆を気持ちよく踊らせてやると、おのずと良い煎り上がりになります。
「豆の産地や農園の名前を呼んでみる」「豆の産地の音楽をかける」というのも良い方法です。豆の緊張がほぐれます。試してみて下さい。
(この時気を付ける事。この心持ちは、あくまで美味しいコーヒーにする為の”実用的な技術”であって、”感情は入れない”という事です。こちらの余計な感情が入ると、なんとなく居心地の悪いコーヒーになる可能性が高いです。)
❽お好みの煎り具合になったら、豆をザルにあけます。すぐにサーキュレーター・扇風機など使って冷却します(余熱で焦がさない為)。
冷めたら完成。密閉容器で保存します。2週間くらいは熟成が進み、甘味が増して落ち着いた味わいになって行きます。1ヶ月間を目安に飲みきるのがオススメ。
さあ、レッツトライ土鍋焙煎♨︎
バチバチッ!と豆が爆ぜる時の心地よい音と身体に響く衝撃。
なんとも香ばしい香り。
自分で煎ったコーヒーを飲む。あの人に飲んでもらう。嬉しさ。
ぜひ体験して欲しいです。
土鍋焙煎は、コンロの周りがあまり汚れないので、ご家庭でのマイクロローストにも向いていると思います。
(土鍋焙煎ワークショップなども出来ますので、ご興味あればご連絡ください。)
『余談』
僕が土鍋でコーヒーを焙煎するようになったのは、ミャンマーに住むコーヒー好きの伯父からもらったコーヒー豆がきっかけでした。
地元の若手農業者が、ミャンマーを盛り上げようと、栽培を学び、コーヒー豆農園を立ち上げたという話し。飲んでみると、派手さは無いけども、じんわり美味しくてとてもほっとする味。
その時はじめてコーヒーというものに対して、親近感を感じました。
地球の裏側、どこか遠い国の物・・ではなく、伯父さんの住む町の兄ちゃんたちが、あーでもないこーでもないと、コーヒーという植物を、一生懸命育てている風景が浮かんできました。
このコーヒー、自分で煎ってみたい、と思いました。すぐに生の豆を取り寄せ、独学で焙煎をはじめました。
試行錯誤の末、妻が作っていた「黒焼き玄米」の製法をお手本にしながら、一番素材の旨味と個性を引き出せると実感した「土鍋焙煎」に行き着きました。
今日も農園の傍らに居る気持ちで土鍋をふるっております♨︎
※2020.8/23までオンラインストア夏季休業中です。8/24より、順次製造・発送致します。 ☆ネットショップでお買い物して下さった方にドリップパックコーヒープレゼント中です♪ ◯お届け時間帯指定 通常配送の場合、以下の通りお届け時間帯指定が出来ます。ご希望ある場合は備考欄にご記入下さい。 ・午前中 ・14時から16時ごろ ・16時から18時ごろ ・18時から20時ごろ ・20時から21時ごろ